Gilets Jaunes第4回です。
例のフランスの大規模デモの経緯を、france interの記事を元に整理しています。
12/1 Acte III(大惨事の3回目の土曜日)
大規模デモが起きる土曜日、3回目です。フランス全土で136,000人が参加したと言われるこの日デモでは、一部が暴徒化して、パリを中心にひどい被害が発生しました。凱旋門などが破壊され、車やレストランが放火されたり、機動隊や救急隊が攻撃の対象になったり。特に僕も大好きな凱旋門の内部がメッタメタにされていて、ひどくショックを受けました。
ル・ピュイ・アン・ヴレ(Le Puy-en-Velay、リヨンの南西70kmくらいの都市)では、県庁が放火されました。
内務大臣は、この暴動には騒乱のプロ(プロ市民みたいなものでしょうか)がいると告発し、非常事態宣言を発令する可能性に言及。マクロン大統領も暴力を強く批判する声明をG20で訪問中のブエノスアイレスから発表しました。
マクロン大統領は、アルゼンチンから帰国するなり、パリの被害状況を確認し、エリゼ宮(大統領府)で緊急会議を招集します。野党のマリーヌ・ル・ペン(RN、国民連合)、ジャン・リュック・メロンション(FI、急進左派)は、ここぞとばかりに選挙の前倒しを主張。野党の対応は国内外どこも似たようなものですね...。
続く
例のフランスの大規模デモの経緯を、france interの記事を元に整理しています。
11/29 陳情書の賛同者100万人を超える
プリシリア・ルドスキー(Priscillia Ludosky)が「change.org」というサイトに投稿した、ガソリン増税反対の署名がついに賛同者100万人を超えました。11/30 首相と面会
エドゥアル・フィリップ首相と黄色いベスト集団(Gilets Jaunes)の代表8名が面会する予定となっていましたが、現れたのは2人だけで、1人は到着後すぐに帰ってしまいます。理由は、面会を録画してFacebook上に生中継することを断れられたからです。(国家トップと市民代表の面会がSNSでマスメディが一切入らないで生中継されるところだったわけですね。スゴイ時代になりました。。。)そして、もう1人はというと、複数の脅迫を受けていたようで、名前を伏せてほしいという理由から、裏門から秘密裏に入ったそうです。12/1 Acte III(大惨事の3回目の土曜日)
大規模デモが起きる土曜日、3回目です。フランス全土で136,000人が参加したと言われるこの日デモでは、一部が暴徒化して、パリを中心にひどい被害が発生しました。凱旋門などが破壊され、車やレストランが放火されたり、機動隊や救急隊が攻撃の対象になったり。特に僕も大好きな凱旋門の内部がメッタメタにされていて、ひどくショックを受けました。Premières images de l'intérieur de l' @ArcDeTriomphe @leCMN ravagé après l'évacuation des occupants pic.twitter.com/KYy6LKbe36
— Philippe Bélaval (@PBelaval) 1 décembre 2018
ル・ピュイ・アン・ヴレ(Le Puy-en-Velay、リヨンの南西70kmくらいの都市)では、県庁が放火されました。
内務大臣は、この暴動には騒乱のプロ(プロ市民みたいなものでしょうか)がいると告発し、非常事態宣言を発令する可能性に言及。マクロン大統領も暴力を強く批判する声明をG20で訪問中のブエノスアイレスから発表しました。
12/2 一夜明けて
土曜日のこの惨劇が、世界各紙で一面になりました。マクロン大統領は、アルゼンチンから帰国するなり、パリの被害状況を確認し、エリゼ宮(大統領府)で緊急会議を招集します。野党のマリーヌ・ル・ペン(RN、国民連合)、ジャン・リュック・メロンション(FI、急進左派)は、ここぞとばかりに選挙の前倒しを主張。野党の対応は国内外どこも似たようなものですね...。
続く
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